通常の楽器演奏と比較した上でのDTMの長所・短所として以下の点が挙げられる。
・長所
・楽器が弾けなくても、パソコンの画面上の譜面に音符や休符を置いていけば、演奏可能となること。
・楽器が弾ける人でも、自分のパート以外をパソコンに演奏させて、マイナスワン演奏(楽器版カラオケ)が楽しめること。それに関連して、特定のパートの楽器奏者が身近にいない場合、その代用として使えること。
・自分の演奏をパソコンに記録し、記録したデータを容易に修正することが可能なこと。
・インターネットを利用して演奏データをやりとりすれば、場所や時間を越えた共同作業も可能なこと。
・一般的な「楽器」という定義にとらわれない音を生み出すことも可能である。
・短所
・音源により差はあるが、楽器の響きをコンピュータで出すので、実際の楽器の音を完全には再現できないこと。
・通常の楽器演奏の臨場感を再現するのは困難であること。